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2015.06.16

発達障害と散髪

 夫の今の主な病名は浸透圧性脳症で神経障害の一種みたいなものなのだけれど、他にも糖尿病やら肝硬変やらうつ病やらという病気を持っている。そして自閉症スペクトラム(発達障害)という個性の持ち主であるという診断も、心療内科医から受けている。

 ということで、今日のテーマ。
 先日NHKで発達障害の子供たちの散髪に、熱心に取り組んでいる京都の散髪屋さんの話題が取り上げられた。

 散髪は夫も苦手だ。髪が伸び始めると「ちょっと散髪行ってきたら」とわたしが言う。すると「また今度」と夫は逃げる。というやりとりが何十度も繰り返された半年後、ようやく自分もやばいと思ってやっと行くのだ。頭頂部が薄いので、その頃には落ち武者みたいになっている。わたしは最初の頃なんでそんなに散髪を嫌がるのだろうと思っていた。姑や義弟もよく、夫が子供の頃散髪を嫌がり、毎回大騒動になった話を笑い話でよくしてくれた。

 なので発達障害の子供たちの散髪屋さんの話を見て、子供時代の夫の散髪大騒動が理解できた。テレビに出てきた子供たちは触られるのを嫌がり、何をされるのかわからないでパニックを起こしている。端から見たら、なんでそこまで大騒ぎするんだろうって、親のしつけが悪いせいだってなるんだろうな。

 散髪屋さんはこれから何をするのかはさみなどを見せながら説明し、ちょっとずつ髪を切って子供たちに触れていく。子供たちも何をするかわかってくるので、おとなしく髪を切ってもらう。

 こんなのが50年前にあったら、夫も大騒ぎせずにすんだのに……。まあ知り合った頃はもう大人だったから、体を触られるのが嫌で散髪に行かなかっただけで、何をされるのかわからないってことはなかったと思うけど。

 今は自分では動けないから逃げられないので、されるがままなので、ちょっとかわいそうかなって気はしている。でも頭はいつもさっぱりしてるよ。


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