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2015.07.24

通夜の日のお昼

 お通夜というのは基本夜にするものなので、明るいうちはすることはそれほどない……と思ってた。

 それでも朝食をそこそこにダンナとわたしの着物を箪笥から引っ張り出す。わたしがあれこれ片付けたり準備している間に、母がしつけをとっていく。1時には葬儀場が開き、そのくらいに遺影に使う写真データを渡さなくてはいけない。
 ということで、USBメモリーに入ったデータを義弟が舅姑を我が家に連れてきて、わたしが一緒に葬儀会館に行くと言う段取りのはず。12時くらいに来るのかと思って、家でお昼を食べる想定してなかったんだけど、こちらへの到着が遅れに遅れて1時。家にはラーメンしかなかったので、急遽ラーメンをたべることに。

 ということで、先にデータと舅姑を葬儀会館に義弟が連れて行き、その後わたしを迎えに来ることになった。
 で、着いた頃に背景の色はって電話がかかってきた。背景の色って選べるの? ということで、姑が我が家に送ってきた荷物をもって、義弟に葬儀会館に連れてってもらい背景を選んだ。

 今時、遺影の背景っていろいろ選べるのね。なんかプリクラみたいなんですけど。それにこれはちょっとどう?ってのもいっぱい。

 まあ、うちは無難にピンクにあうブルーグレイの背景で。

 3時には納棺師さんが来るので、それまでに帰ってこなくては。ということで急いで市役所に行き、死亡届を出して火葬許可証をもらう。その時はじめて、我が町にというかその辺り一帯に火葬場がないことを知る。うそ。京都市内、しかも東山というのに絶句。めっちゃ遠いやん。それでも最寄りなんだよなぁ。ほんまにうそみたい。

 それから義弟に近くの大型スーパーに連れて行ってもらう。家にあるフォーマルのサイズが全部アウトだったので、新しいのを買わなきゃいけなかったのだ(;ω;)。しかもパンツスーツがなく、フォーマルじゃないパンツもあうサイズがなく、大きめのちょっとだぶだぶなのを買って裾直しをお願いする。すみません、喪主なんですけどって言ったら、お店の人が頑張ってくれた。あれやこれやで1時間くらいかかってしまった。そしてついでにお通夜で食べるお菓子なども買い、3時ぎりぎりに葬儀会館に到着。

 すぐに納棺師さんがやってきて、いろいろ説明をしてくださる。若い女性なのにびっくり。いやもっくんみたいなイケメンがこられても困るけど(何が?)。体をチェックしながら着物を着せて、あんまり必要なさそうだけど死化粧をしますとのこと。むくみがまだ残ってるので、体から水分が出るかもしれないのが気になるらしい。一応、亡くなったあとからも動かすたんびに吐いて、病院でいっぱい吸引してもらったことを説明した。持ってきた着物は一式、全部使ってもらえることに。すごい。数珠はわたしの祖父の形見で、結婚以来夫が使ってたもので。

 納棺師さんがお仕事をしている間、わたしは葬儀社の人と打ち合わせ。舅たちが通夜とかお葬式の品物やら食事を増やしてほしいと言ってるけど数が合計いくつになるのかと。いや、それわたしに聞かれてもわかりませんけど。話をつなぎ合わせて数を伝える。その後も2転3転あって、わたしも葬儀屋さんも数がわからなくなってくる。

 長男の長男が亡くなったので、本来なら向こうで葬式のはずなんだけど、そういうことは何も言われなかったんだけど、よかったのかなぁ。前に舅の弟が亡くなったときは、大阪から地元へ運んだんだけど。急だったせいかな、わたしが勝手に葬儀屋さんを生協でお願いするって言ったせいなのか。でも3時間も4時間もかけて向こうの葬儀場に連れて行く意味もわからんが。

 急なことだったので、田舎に連絡して誰が来るとかが全然読めなかったみたい。携帯電話が発達した時代でよかったよね。そうじゃなかったらもっと大変だったかも。

 納棺師さんのお仕事が終わったので見せてもらう。きれいに着付けてもらって、ひげもきれいに剃ってもらって(病院でもそってくれてたけど、ちょこっとだけ残ってた部分)、つながってた眉毛も剃ってもらって(病院では夫らしいからという理由で看護師さんたちが剃らなかった)鬱血したおでこに死化粧をし、どう見ても眠ってるみたい。それにどっか大店の旦はんみたい。

 納棺師さんとわたしと弟、葬儀社の人にも手伝ってもらってお棺に入れる。いよいよ遺体っぽくなってきた。

 なんだかステファニー・プラム・シリーズのメイザおばあちゃんの気持ちがわかってきたような。


 

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