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2015.08.07

あっしー君だったこと

 『少年倶楽部』の収録に行ったわけだけど、これってまだダンナが普通に入院していた時に申しこんでいた。

 8月なんてもう退院してるはずだから、当たっちゃったらどうしよう。でも胃瘻だしヘルパーさんにお願いしなくていいし、早めにやっても大丈夫だよね、いやまさか当たらないよなとか、のんきなこと考えてた。

 収録後すぐに友達と別れたけど、最寄り駅に着いたのは21時を過ぎていた。そういえば、まだダンナがうつ病になる前って、帰るのが遅くなるといつも迎えに来てもらってたっけとふと思い出した。そんなこと、ずっと忘れてたのに。だって自力で帰るほうが当たり前になってたから。

 何時に帰るの? と聞かれていつも適当に答えていたけれど、その時間に帰ってきたためしがない。帰る時間に家についてないと、必ず電話がかかってきた。。ダンナは待つのが大嫌いだったから、迎えに来てコールはいつも駅についてからだった。そして迎えに来るときは必ず機嫌が悪かった。出て行ったら帰ってこない、鉄砲玉みたいだとよくしかられた。

 でもケータイのない時代って、駅の公衆電話を使ってたんだっけ? たぶんそうだよな。けっこういろいろなテレフォンカードを買いためていたし。わたしがケータイを持つようになったのは阪神大震災の後。あの頃は大阪市内までパートに行ってて、もし仕事に行ってる間に大きな地震があったら家に戻れなくなるし、連絡用にって買ったんだった。災害の時はケータイのほうが固定電話よりつながりやすいってこともわかったもんね。そしてソフトバンクじゃなくてボーダフォンだった。懐かしい!

 これからも時々、ダンナのことをふと思い出すんだろうか。懐かしい気持ちの方が多いかな。悲しいっていう気持ちが起きてるのかはよくわからない。実はいまだに現実感があんまりないんだ。

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