2015.08.15

ネット系の整理

 終活で一番めんどうなのはネット関係じゃないだろうか。と、夫のメールやら登録サイトやらを削除しながら考える。

 でも夫はまだましかも。ブログもホームページもなかったし、twitterははじめかけでフォロワーもなくフォローもほとんどなかった。Facebookはそれよりもやってたみたいだけど、自分では何もアップしてなかったし。
 
 登録サイトやメールマガジンを消していくの面倒。でもまだ夫の場合、IDもパスワードもわかりやすいし、登録してるのもわたしに比べて遙かにすくないから、まだましかも。それでもなかなかメールは消せない。見終わったメールは消していってほしかった。迷惑メールも全然区別してないってのもあるけどメールが2万以上残ってるってどうよ。というかほとんど迷惑メールなんだけど。残りはダイレクトメール。

 うつのになってすごく孤独だったのかなぁってメールを見ながら思う。友達はもともと少なかったけど、それでも趣味を通じて知り合いはいろいろいたのに。どんどん連絡しなくなっちゃって疎遠になっていったのかなぁ。のべ10年だもんな。ほんと、長かった。よくがんばったよなぁ。

 もっとそういう気持ち、理解して受け止とめてあげることができたらよかったのに。

 すっごくがんばってるのに、もっとがんばれって言う声を止めてあげられたらよかったのに。あるいは耳をふさいであげられたらよかったのに。

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2015.07.30

;(セミコロン)プロジェクト

 今日ラジオで、;(セミコロン)プロジェクトを紹介していた。
 
 父を自死で亡くし、自らも自傷行為を繰り返していた女性が人生を続けるためにはじめたプロジェクト。
 
 英語では文章をを終わらせられるところで、ピリオドを使わずセミコロンを使って文章を続けることがある。人生では文章を書くのは自分で、人生を終わらせたいときにピリオドを使わずセミコロンを使って人生を続けていこうという主旨だそう。

 プロジェクトをはじめた女性が人生を続ける意味を込めてセミコロンのタトゥーをいれた。それに共感したうつ病の患者がセミコロンのタトゥーをいれるようになった。今ではうつ病患者を応援する人にも広がりつつあるらしい。もちろんタトゥーじゃなくてボディーペイントなんかでもOK、今ではシールとかもあるらしい。
 
 うつ病って心の風邪とかいうけど、風邪もこじらせたら肺炎になって死んじゃう。うつは誰がかかってもおかしくない病気だけど、人によっては重症化してしまってなかなか治らないこともある。うちのダンナは10年以上たっても治るところか、どんどん悪くなっていった。結果、アルコールに頼って肝臓悪くなって倒れて、結果的に寿命を縮めた。

 まわりの人がどれだけうつを理解し、本人を支えてあげられるかが本当に大事。わたしたちは夫を治してあげられるだけの力がなかった。身近な人の中に誰かひとりでも理解してくれないと、うまくいかない。もし身近な人がうつになったら、理解して支えてあげて。けっして怠けてるなんて言わないで。けっして怠けてるわけじゃなくて、脳と心のエネルギーが切れて、うまく働かなくなってるんだから。頑張っても言わないで、頑張りすぎた結果だから。

 お願いします。


 http://www.projectsemicolon.com/  (英語ではプロジェクトセミコロンになってますね)

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2015.06.16

発達障害と散髪

 夫の今の主な病名は浸透圧性脳症で神経障害の一種みたいなものなのだけれど、他にも糖尿病やら肝硬変やらうつ病やらという病気を持っている。そして自閉症スペクトラム(発達障害)という個性の持ち主であるという診断も、心療内科医から受けている。

 ということで、今日のテーマ。
 先日NHKで発達障害の子供たちの散髪に、熱心に取り組んでいる京都の散髪屋さんの話題が取り上げられた。

 散髪は夫も苦手だ。髪が伸び始めると「ちょっと散髪行ってきたら」とわたしが言う。すると「また今度」と夫は逃げる。というやりとりが何十度も繰り返された半年後、ようやく自分もやばいと思ってやっと行くのだ。頭頂部が薄いので、その頃には落ち武者みたいになっている。わたしは最初の頃なんでそんなに散髪を嫌がるのだろうと思っていた。姑や義弟もよく、夫が子供の頃散髪を嫌がり、毎回大騒動になった話を笑い話でよくしてくれた。

 なので発達障害の子供たちの散髪屋さんの話を見て、子供時代の夫の散髪大騒動が理解できた。テレビに出てきた子供たちは触られるのを嫌がり、何をされるのかわからないでパニックを起こしている。端から見たら、なんでそこまで大騒ぎするんだろうって、親のしつけが悪いせいだってなるんだろうな。

 散髪屋さんはこれから何をするのかはさみなどを見せながら説明し、ちょっとずつ髪を切って子供たちに触れていく。子供たちも何をするかわかってくるので、おとなしく髪を切ってもらう。

 こんなのが50年前にあったら、夫も大騒ぎせずにすんだのに……。まあ知り合った頃はもう大人だったから、体を触られるのが嫌で散髪に行かなかっただけで、何をされるのかわからないってことはなかったと思うけど。

 今は自分では動けないから逃げられないので、されるがままなので、ちょっとかわいそうかなって気はしている。でも頭はいつもさっぱりしてるよ。


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